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慢性的な鼻詰まり 〜 「蓄膿症(ちくのうしょう)」


鼻づまりが起きたり、においもわかりにくくなる「蓄膿症」。
これが原因となり、様々なトラブルが発生します。

蓄膿症になると、たえず分泌物が流れ、頭が重い

蓄膿症とは「慢性副鼻腔炎」のことで、上顎洞などの副鼻腔の中に膿(うみ)がたまる病気です。

副鼻腔から、たえず膿のまじった分泌物が流れてきます。また鼻汁が鼻の奥からのどのほうに流れる場合があり(後鼻漏)、蓄膿症を放っておくと、胃腸障害を起こしたり、のどや気管支の病気の原因になることがあります。

また鼻汁の刺激で鼻の粘膜が腫れ、鼻づまりが起きたり、においもわかりにくくなるのが、蓄膿症の最も厄介な問題です。 

頭が重い、痛いなどの症状が前頭部、鼻根部、後頭部などに起こり、記憶力が減退したり、注意力が散漫になるという、蓄膿症特有の症状があります。

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構造上、蓄膿症は一度かかると治りにくい

鼻腔粘膜の炎症が副鼻腔に及び、慢性化したものが蓄膿症です。急性鼻炎、肥厚性鼻炎、アレルギー性鼻炎など、鼻腔の炎症から移行する場合もあります。

副鼻腔は、ひとつの小さな自然孔以外、連絡する出入り口を持っていないので、鼻から波及した炎症が副鼻腔全体に広がりやすく、また膿も外部に排出されにくいのです。

薬物も到達しにくく、いったん起きた炎症はなかなか治りにくいという蓄膿症特有の特徴があります。

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蓄膿症は手術しないと改善しない場合も

蓄膿症の治療として、抗生物質を内服したり、鼻腔に噴霧したりして炎症や腫れを抑えます。蓄膿症は、長期にわたり根気よく治療することが必要となります。

上顎洞に膿がたまっているときは、鼻から金属の管を差し込んで膿汁を吸い込んだり、洗浄したりします。

上記の方法でなかなかよくならない蓄膿症もあるので、そのときは蓄膿症手術を行います。病変を起こした副鼻腔の粘膜を切除し、副鼻腔から鼻腔への交通路を作り、膿がたまらないようにします。


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