三叉神経痛(さんさしんけいつう)の症状と治療と改善について


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顔面を襲う激しい痛み 〜 「三叉神経痛(さんさしんけいつう)」


 原因不明の神経痛として存在する「三叉神経痛」の症状と治療法。
薬物療法や手術、サプリメントによる対応とは?

三叉神経痛〜焼け火ばしで刺されたような痛み

三叉神経痛は、突然顔面を激しい痛みが襲います。それは、焼け火ばしで刺されたような、あるいは電気が走るような激しい痛みで、鼻から耳にかけての部分と、口からあごにかけての部分に現れます。

痛みは数秒間から数分間続き、その後しばらくしてからまた再発します。

そのような症状が、数日から数ヶ月続きます。激しい痛みのため、食事や睡眠も十分とれず、またしゃべることもままならないため、精神的にも肉体的にも憔悴してしまう病気が三叉神経痛です。

ほとんどの三叉神経痛は、原因不明で起こる

三叉神経は顔の知覚を脳に伝える神経です。目のまわり(第1枝)、鼻から耳にかけての部分(第2枝)、口やあごにかけての部分(第3枝)の3つの枝に分けられることから、三叉神経と呼ばれます。

この三叉神経が何らかの理由で血管の圧迫を受けたとき、顔面に激痛が走るといわれています(理由はよくわかっていません)。三叉神経痛には次の2種類があります。

≪続発性神経痛≫
他の病気が原因で三叉神経痛が起きる場合をいいます。原因になる病気としては、インフルエンザ、虫歯、蓄膿症、中耳炎、帯状疱疹、梅毒などがあります。

これらの病原菌が侵入して炎症を起こし、神経が刺激されて三叉神経痛が発生します。そのほか脳腫瘍、アルコール中毒、脳の動脈瘤、動脈硬化なども三叉神経痛の原因になります。

≪特発性神経痛≫
三叉神経痛の多くは特発性です。特発性の場合は、三叉神経の脳の出口が血管に圧迫され、神経の末端に刺激が与えられたとき、激痛発作になると考えられています。

しかし、なぜ血管が神経を圧迫するようになるかはよくわかっていません。

三叉神経痛は原因不明のため、対症療法が中心

治療法としては、次のようなものがあります。

≪薬物療法≫
鎮痛剤、抗けいれん薬、精神安定剤、ビタミン剤などによる治療を行います。しかしあくまでも三叉神経痛に対して対症療法なので、決定的な三叉神経痛の治療法ではありません。

痛みがひどいときはじょじょに使用量を増やしますが、胃腸障害や肝機能障害が起こる可能性があります。また、帯状疱疹が原因の場合は、抗ウイルス剤を用います。

≪神経ブロック療法≫
三叉神経痛の薬物療法で効果がみられない場合、神経に麻酔剤を注射して痛みを抑える「神経ブロック療法」が行われます。しかし、神経を麻痺させると、顔面麻痺状態になるので、皮膚感覚が低下することがあります。

≪減圧術≫
治療がむずかしい頑固な三叉神経痛の場合、全身麻酔下で開頭し、三叉神経を圧迫している硬化した動脈を脇へ寄せる手術を行うこともあります。手術で劇的な変化がある場合がありますが、非常に高度な手術テクニックが要求されます。

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