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TOP > ゲルソン食事療法トップ > ゲルソン式がん食事療法 基礎編〜7


コーヒー浣腸の生理作用
全身の血液は、肝臓を3分ごとに通過しています。コーヒーの成分であるカフェインに触れた直腸の血管は広がり、肝臓へと延びる門脈も拡張します。
直腸から肝臓への血流は増加し、胆管は血液で膨張します。胆汁の量が増え、内臓の平滑筋は弛緩し、その結果、血清とその成分は解毒されるのです。
さらに直腸にとどまったカフェインは、内臓神経系を刺激して蠕動運動を促し、栄養素の消化、吸収を助けます。
直腸から入った浣腸液は、結果的に胆汁液を薄めるため、胆汁液の分泌が盛んになってさらに胆汁液の量は増えます。このとき胆汁液の毒性が洗浄され、酵素触媒であるグルタチオンS−トランスフェラーゼ(GST)により解毒効果はいっそう高められるのです。
GSTは小腸内で7倍にも増え、効果的な生理作用を発揮します。この酵素は、フリーラジカル(反応しやすい分子、がんなど変性疾患の原因といわれる)を消す作用があります。
無害化されたラジカルは、肝臓と胆のうを離れ、胆汁塩とともに十二指腸へと送られます。そして消化管の蠕動運動によって直腸から排出されるのです。
コーヒー浣腸の有効性
コーヒーを腸管内に留めている15分の間、体内の全血液は少なくとも5回は肝臓を通過しています。コーヒーに含まれるカフェイン、パルミチン酸塩化合物、テオブロミン、テオフィリンが肝臓の血管と胆管を広げ、平滑筋を弛緩させ、腸の蠕動を刺激し、胆汁の量を増やします。
浣腸溶液として注入された約1リットルの蒸留水も、毒性の高い胆汁が胆汁液と一緒に洗い流されると、透析のような効果をもたらします。
また、コーヒー浣腸はアンモニアや、代謝作用の結果生まれた毒性の高い物質をも除去します。ゲルソン博士は、コーヒー浣腸の生理作用と有効性について次のように述べています。
| 門脈の血流を増やし、続いて胆汁液を増やす。 |
| コーヒーに含まれる栄養成分のテオフィリンとテオブロミンが血管を拡張させ、消化管の炎症を鎮める。 |
| コーヒーのパルミナン酸塩が、グルタオチンS−トランスフェラーゼを刺激し、さまざまな毒性ラジカルを血流から除去させるように促す。 |
| 浣腸溶液そのものが内臓神経系を刺激して、蠕動運動を促し、希釈された有毒胆汁液が十二指腸から直腸へと出される。 |
| 浣腸溶液を15分間腸内にとどめておくと、体内の全血液は3分に1回肝臓を通過する。コーヒー浣腸は消化管を通して行う、一種の血液透析のようなものである。 |
ゲルソン博士は、コーヒー浣腸の有効性についてこう言っています。
| 「がんなどの病気に対処しようとするとき、コーヒー浣腸を行って常時血清中の毒素を減らすことは非常に有効である。細胞のエネルギー産出量を増やし、組織の健全性を保ち、血流を改善し、免疫力を増強し、組織修復や細胞再生を順調に進めるのだ」 |
コーヒー浣腸のやり方
コーヒー浣腸で用意するもの、浣腸の手順は以下のように行います。
| 1 |
ドリップ用コーヒー豆(インスタント不可)大匙3杯を、約1リットルの蒸留水に入れる。 |
| 2 |
その水を3分間沸かし、その後15分間弱火で煮続ける。 |
| 3 |
コーヒー溶液を濾す。 |
| 4 |
1リットルのコーヒー溶液をガラス溶液に移し、体温になるまで冷ます。 |
| 5 |
冷ました溶液を浣腸用注射器に移し、溶液を腸に注入する。 |
患者は必ず右側を下にし、体を横たえながら両脚のひざを曲げ、脚部まで引き寄せます。そして深く深呼吸し、結腸の中に液体が最大量まで入るようゆっくり注入する。浣腸溶液は15分ほど体内にとどめ、そのあと排泄する。
治療を始めたばかりの患者は、最初の4ヶ月間は4時間に1回(1日3,4回)、末期がんの患者は1日5回行うことをゲルソン博士は勧めています。
| 「引用・参考:『【決定版】ゲルソンがん食事療法』(徳間書店刊)」 |
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