ゲルソン式がん食事療法/実践編〜6(コーヒー浣腸)

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コーヒー浣腸のやり方

 ゲルソン療法では、コーヒー浣腸が重要な要素を占めています。コーヒー浣腸を行うことによって肝臓を解毒し、有害な毒素を胆汁液とともに体外に排出するのです。

 ゲルソン療法では、1日に4回までコーヒー浣腸を行うことを勧めていますが、患者の体調と病状によって2、3回の場合もあります。


【用意するもの】

・ ひいたコーヒー豆20g(大さじ3杯) ※インスタントコーヒーは不可
・ ろ過器(ろ過用の紙と器)
・ 1リットルの計量カップ
・ 浣腸器(クリップ付で、下の管からチューブが伸びているもの)
・ 浣腸器を吊るす紐
・ 1リットルの蒸留水
・ ワセリン

【浣腸の手順】

ろ過器に20gのコーヒー豆を入れ、お湯を300ml ほど注ぐ。
できたコーヒーを1リットルの計量カップに入れ、ぬるま湯の蒸留水を加えてちょうど1リットルになるように調整する。温度は人肌程度。
クリップで止めてあるのを確認してから浣腸器に1リットルのコーヒー液を入れる。
浣腸器を吊るしてセットする。高さは床面から50〜70cm程度。あまり高すぎると圧力が強くなりすぎてスムーズに入ってゆかない。
浣腸の場所はマットレスをひいた床、ビニールなどをひいたベッド、パッドなどをひいたバスルームなどがよい。
チューブを肛門から直腸に3〜5cmほど挿入するが、このとき肛門にワセリンを塗っておくとスムーズに挿入できる。
クリップをはずし、必ず体の右側を下にして横たわる。両脚は楽な位置まで引き上げる。体を右下にして横たわるのは、コーヒー溶液が直腸にスムーズに入ってゆきやすいからである。
コーヒー溶液が全部入ったら、そのまま15分ほど静かに横たわる。
15分経ったらチューブを抜き、便座に座って残ったコーヒー溶液を排出する。

【注意事項】

15分間入れたまま保持できないときは、無理をせずに途中でやめること。無理して続けると腹部けいれんを起こす場合がある。
寝たきりの患者は、介護者の補助を受けて行う。
最初のころは1リットルの溶液がなかなか注入できない場合がある。そのようなときは無理して入れようとせず、徐々に増やしてゆく。
コーヒー浣腸を行ったあと、浣腸器は必ず洗浄する。また病原菌などの侵入を防ぐために、浣腸の前に浣腸気や計量カップなどの洗浄を行うとよい。
浣腸器の購入は薬局、最近はインターネットでも簡単にできる。


「引用・参考:『【決定版】ゲルソンがん食事療法』(徳間書店刊)」


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